「自分で出来るように手伝ってください」
この言葉を、モンテッソーリ教育は大切にしています。
大人から見ると、子どもの行動やこだわりは謎だらけ。
でも、それらは、体や心の成長に関係しているのだと今から100年くらい前に、イタリアの女性医師マリア・モンテッソーリは発見したのです。
0~6歳には、様々な発達段階があって、子どもは、その時々に必要な課題に取り組んでいるのだと。
まわりにいる大人は、自ら伸びようとしている子どものために少し手伝ってあげれば良いのです。
モンテッソーリによる子どもの接し方を知ると、目の前にいる子どもが何をしたがっているかがわかり、成長を手助けすることが出来ます。
幼い子どもたちの毎日は、ひとつずつ出来る事がふえていく日々です。
「ひとりでできた」というよろこびの機会をたくさん作ってあげたいですね。
子どもの中に潜む本来の良さや可能性が表れるためには、
①自由に選ぶ(自由選択)
②選んだことを繰り返しする
③繰り返しながら集中する
④充実感をもって終了することで、自信となる
という4つのステップを踏むことが大切です。
自分で選び、決断することは、真の自立につながります。
自立した人間とは、、平和的で他者と共存できるひとのこと。
このサイクルは、乳幼児期はもちろんのこと、一生涯続きます。
ちなみに、モンテッソーリ教育を受けた人たちの中には、グーグル、アマゾン、ウィキペディアの各創設者、オバマ前大統領、将棋の藤井四段・・・がいらっしゃいます。